-だからやっぱり猿の歌-
自分を変な奴に仕立て上げて、主人公になろうなんて、やめませんか?
それは、とってもとっても普通です
自分を変な奴と呼ばせて喜ぶなんて
とってもとっても人間臭いじゃありませんか?
俺は間違いなく天才で、あの子は、いつまでも可愛い筈だった。
どこで狂った?どこが狂った?
僕は君を変な奴と呼びます それは尊敬の念を込めてる訳じゃ無いんです
そう呼ぶと君が喜ぶだろうと思うのです
口では「よせよ普通だよ!」って君は言います。
ちょっと怒ったふりも、お手の物です
でも、みるみる上機嫌になる君が、僕には痛々しいのです
安い物食って、寝て起きて、同じ事が続くのです。
バカヤローが振り回す、棒のような、お菓子
それを奪い取り 少し考えるも、やはり振り回すしか思いつかない僕
自分を変な奴に仕立て上げて、主人公になろうなんて、やめませんか?
それは、とってもとっても古いです
古いタイプのかわい子ぶりっ子なんです
俺は間違いなく天才で、あの子は、いつまでも可愛い筈だった
どこで狂った?どこが狂った?
鉄砲もってこい カギ壊す
[作]山田まるお
■投票箱 ←この作品が気に入った人は投票してね。
■もくじ ←もくじに飛びます。
■作品感想専用掲示板 ←この作品の感想、誤字を見つけたよ、誉め言葉 等をお書込みください。