−女と男−


女が酒をあびるほど飲んで男に言った。

「私に寄ってくる男は、みんな私の体だけが目的なのよ」
「きみの本当の魅力はその美しい体じゃない、きみの知的な部分も、かわいい所も僕は知っているよ」
「ありがとう、優しいのね」
「でも俺は 夜、ティッシュ片手に想像の世界でおまえを犯すけどね」
「えっ 今なんて言ったの」
「なんでもないよ」

[作]山田まるお


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