− 嘘と嘘をつく人−


朝になったので狸寝入りを止め会社に出かけた。

行く途中バスの中で女子高生が、「私バカだしー、意味わかんないしー」と言っていたので殺してやった。
会社に着くと会社のビルが炎に包まれていた。
バケツで水を頭からかぶり、とりあえずタイムカードを押した。
しかたないので社員一同で火を消し始めた。
火はなかなか消えなかった。
そうこうしているうちに17時になったので、またバケツで水を頭からかぶりタイムカードを押し、帰る事にした。
帰り支度をしていると上司に呼び止められた。
「今日は、火が消えるまで残業してくれないか」
「もうタイムカード押しちゃったし、見たいテレビがあるんで帰ります」と丁寧に断り家に帰ってテレビを見ながら、夕食をすませた。
夜になったので、そろそろ狸寝入りを始めようかなと思い横になったが寝つけないので、マスターベーションを始めた。
4回たてつづけにいって、もう止めようかなと思った瞬間ダンプカーが家につっこんだ。全裸のまま、僕は、ぐちゃぐちゃに潰された。

朝になったので死んだふりを止め会社に出かけた

[作]山田まるお


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